スピアン・プラテスト(コンポン・クディー橋)   12C末~13C建造

ジャヤバルマン7世の時代 主にラテライトで造られる

ドイツの資金協力でCMAC(カンボジア地雷対策・被害者支援庁)によりこの地域の地雷除去が完了したことを示している

30/12/2009    ベンメリア   カンボジア


ベンメリア遺跡 ベンメリアとは「花束の池」の意味 アンコールワット様式の原型的な寺院 参道入口にナーガ像 インド神話に登場する7つの首を持つ蛇神 寺院の守り神として配置されている 

遺跡が遊び場の近所の子供達

まだまだ修復は終わらない


連子窓が施された廻廊に沿ってボードウォークがあるが  下には行先のわからない石がごろごろしている

廻廊の中は通路になっているが 迫り出しアーチの石組はインドから伝わったとされる


ベンメリア近くの石切り場

右の内部

コーケー遺跡群 

(左) リンガ(男性器)はシバ神を象徴し  ヨニ(台座部)は女性器の象徴で ここから流れる水は聖水と考える 


プラサートトムの廻廊 

ほとんど廃墟の静けさが漂う  (コーケー遺跡群)

プラサートトム  高さ35mの階段ピラミッド型寺院 ジャヤバルマン4世により10Cの15年間だけここに都が置かれた  コーケー  


アンコールトム 城門入口

アンコールは王都 トムは大きいの意味

プラサット・スール・プラット   12基の小塔が並んでいるが  綱を渡して綱渡りをさせたという説や 裁判や儀式に使ったという説もある 日本ティームが調査や修復を行った


ライ王のテラス  通路の壁

ライ王の像(レプリカ) 12C末建設 ハンセン病の王の像と言われてきたが最近では閻魔王の説がある

 

(左)二重の壁の内壁には神々と阿修羅が並ぶ珍しいレリーフが描かれている

 


象のテラス

象のテラス   12C末ジャヤヴァルマン7世建設  王宮前広場に面し300m続く

王はここで閲兵・祭司・儀式などをを行った


王宮の入口

ピミアナカス  「空中の宮殿」の意味      10C末 スールヤヴァルマン1世建立の王宮寺院


バプーオン 11C中頃 ヒンドゥー寺院

「子隠し」の意味

バプーオンの空中参道 祠堂から塔門までの約200m

ガルーダの像  ヴィシュヌ神の乗り物で金色の羽を持つ神鳥 天敵はナーガ ガルーダを前身とする迦楼羅天が日本の天狗になったという説があります

神仏が住むというクメールの仏教的宇宙観、インド神話須弥山(メール山)を模したもので、王権の神格化結びつく

バイヨン 第1回廊 東面 曲芸師 足で車輪を回す人 その隣で両手と頭に子供を乗せている人 そして観客


バイヨン

アンコール・トムは周囲12kmの城壁都市遺跡で

その中心にヒンドゥー・仏教混合のバイヨン寺院

遺跡がある 

クメール語でバは「美しい」ヨンは「塔」の意味

「クメールの微笑」を湛えるた観世音菩薩の四面塔は門部を除き49塔

12C末ジャヤーヴァルマン7世により造成に着手

 

 

 

 

530015        1/1/2010        カンボジア

 

 

アンコールワット        「初日の出」の瞬間を待つ観光客 聖池のむこうに本殿5基の塔がシルエットになっている  因みにクメール正月は4月の中旬  530011        1/1/2010    シェムリアップ    カンボジア

環濠とアンコールワット  周囲を囲む環濠の水は聖地クーレン山より引かれる

アンコールワット

クメール語でアンコールは王都ワットは寺院町の意味

     入口は例外的に西方浄土の西を向く   寺院の随所で目にするシンハ像  シンハとはサンスクリット語でライオンのことで寺院を守る神の使い 日本に伝わり狛犬になったと言われています

530012        1/1/2010   

アンコールワット   12C前半アンコール王朝スールヤバルマン(スールヤは太陽神バルマンは偉大な王の意味)2世が35年かけて建造したクメール建築の最高傑作   ヴィシュヌ神を祀るヒンドゥー教寺院  須弥山を模した5基の塔堂 が見える    アンコール王朝は約600年続いた  530013  1/1/2010

第3回廊へ上がる急勾配の階段 後方は中央祠堂

アンコールワット第1回廊の東面  廻廊の四方に神話と叙事詩の壮大なレリーフが刻まれる


「乳海撹拌」 善の象徴の神々と悪の象徴の阿修羅が 不老不死の薬「アムリタ」を手に入れるため 大蛇ヴァースキを引っ張り合って海をかき回す 上方にはたくさんのウプサラ(天女)が舞う 水への信仰が伺える

中層 裁定に向かう世界 上は天国下は地獄

牡牛に乗り18本の手に剣を持ち裁きをする閻魔大王

マハーバーラタ  (古代インドの大叙事詩 バラタ族の2王族間の戦いの物語)   クルクシェートラの戦の場面


バンテアイスレイ  「女の砦」の意味  967年建立      シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられたヒンドゥー寺院 赤砂岩とラテライトで造られている 赤い色の鮮やかさとその彫刻やレリーフの繊細さは他の遺跡とは随分違って見える

ヴィシュヌ神の化身ナラシンハに組み伏せられた阿修羅王が両腕で身をかばっている    破風のみ残る北側祠堂


第3周壁塔門   破風レリーフ  「 踊るシバ神 」

(上段部)イントラ神が3つの頭の神象に乗って雨を降らせている  


女神デヴァター   「東洋のモナリザ」とも呼ばれる

(上)バンテアイスレイ中央祠堂  南面

(左)

のちに文部大臣にもなったフランスの作家アンドレ・マルローは その美しさに魅せられこの女神像を盗み出そうとして捕まった事件は有名 この体験をもとに「王道」を発表している ころんでもただでは起きない人だ

1/1/2010       バンテアイスレイ    


タプローム        1/1/2010     カンボジア

12C末ジャヤバルマン7世により建てられた寺院

   ガジュマルの木が遺跡を飲み込むように生えている 自然の植物の力が人間の文化遺産を圧倒している遺跡とも感じる


トンレサップ湖  遊覧船乗り場   2/1/2010   カンボジア

水上生活者と船の物売り

お世辞にもきれいなところとは言えない  風向き次第で干物づくりの臭いが鼻をさす ここで生活する人は女性も子供も逞しい



ワットシェントーン        ルアンプラバン

1560年セーターティラート王により建立される ルアンパバーン様式建築として最高の美しさを誇る 

大きく優雅に曲がり幾重にも重なる破風の屋根が特徴  外壁は金細工で飾られている

530021        30/12/2008        ラオス

マイトーン

ワットシェントーンの裏側の外壁は「マイトーン」(黄金の木)がモザイクで

飾られ仏教の物語が表現されている

 

 

 

 

 

 

530022        30/12/2008

 パークウー洞窟

メコン川をルアンプラバンよりボートで25km上る  緑色のナムウー川と合流する地点の断崖にある      

「タムティン」と「タムプン」の二つの洞窟に多くの仏像が納められている

530023        30/12/2008       ラオス

タートルアン        ビエンチャン

1566年セ-ターティラート王がルアンプラバン(シェントーン)からビエンチャンに遷都した際に建立

19C中国の侵略により破壊されたが 1930年に修復再建 タートルアンとは「大きな仏塔」の意味   ラオス仏教最高位の寺院で ラオスのシンボル的存在である

530024        1/1/2009        ラオス


 ネゴンボのビーチからコロンボのダウンタウンがかすかに見える     17/10/2015 ネゴンボ  スリランカ

首都コロンボから車で海岸線を北上する

パッタラムラグーンあたりから北東方向のアヌラダープラに向けて内陸部に入って行く

スリランカは島国で全体的にジャングルの森林部がめだつが 以外に森林面積の対国土比は約30%(日本68%)で減少傾向 人口は約2000万人で人口密度は日本よりやや低く世界24位            パッタムラグーン     17/10/2015

 

通称「ロック テンプル」 イスルムニヤ精舎のお堂 BC500年ころにはアヌラダプラはシンハラ族の先祖の王国の都であった    アヌラーダープラ 

 

 

寺院の裏側から巨石の上にあるダーガバ(仏塔)への階段通路



 宝物殿内                    (左) 恋人の像  5Cの作 BC2C 当地のサーリヤ王子とカーストの違う恋人マーラとの恋物語という説有 

 (上)王族の像 5C~8Cの作 

上の王子と恋人の結婚後の話で中央に王と

その妻 王の左に王子 妻のかたわらに慎ましくマーラが彫られている

 


ルワンウェリ・セヤ大塔    17/10/2015      アヌラダープラ    スリランカ

ルワンウェリ・セヤ大塔

BC2C  ドゥッタガーマニー王のときに建設が始まる

途中南インドのタミル軍が何度も押し寄せてくるも息子のサッダーティッサ王子が完成させる

水泡型のダーガバで高さ55m

アヌラダープラ

 

スリ・マハ菩提樹 BC3C インドブダガヤの菩提樹の分木をインドアショカ王女が運びティッサ王が植樹 

沿道で見た野生の孔雀


雨季の一雨が今にも来そうなシーギリアロック

スリランカの国花 ブルーロータス (シンハラ語でマーネル)


王の沐浴場付近の南西方向から見上げるシーギリアロック

王の沐浴場

表面に刻み跡が残る巨石


シーギリアロック中腹からの眺め 中央下 ウォーターガーデン

ライオンの入口  シンハラ語でライオンは「シンハ」 喉は「ギリヤ」で「ライオンの喉」がシーギリアの語源

頭部もあったが足の一部だけ残る

ライオンテラスの急な階段を上り詰めると頂上

王宮跡があり360度の眺望が楽しめる

 


シーギリアロック頂上から南東方向への眺め                                                                               18/10/2015

美女のフレスコ画と鏡の廻廊がのこる断崖  上部のオーバーハングした壁面にみえる美人画は5Cカーシャバ王が殺害した父の霊を鎮めるために描かしたもので石灰質の下地に植物性の顔料が使われている   下部のミラーウォールは高さ3mの漆喰壁で卵白と蜂蜜と石灰が混合されて使われているため光輝き反対側のフレスコ画も映したという        

シーギリアレディーズ  かっては500人描かれていたが今は18人しか残っていない

美女についてはウプサラ・上流階級の婦人・侍女などの説有

 


  宮殿跡(パラークラマ・バーフ1世)の宮殿跡       7階建で50室    12Cはポロンナルワの全盛期で上座仏教の中心地でもあった

  

トゥーバーラーマ仏堂  12C シンハラ建築ゲディゲ様式

サトゥマハル・プラサーダ  12C  タイ人が建築を設計

 


ワタダーゲ 12C  円形の仏塔 

ハタダーゲ 12C    仏歯寺跡

 


ランカティカラ 13C 頭のとれた仏像の後ろに瞑想の道がある          18/10/2015      ポロンナルワ

 

外側にはゲディゲ様式のレリーフ  ランカティラ



キリ・ヴィハーラ     キリ 「ミルク」色の仏塔

 

 

 

(左)

ガル・ヴィハーラの仏坐像 12C

他に立像・涅槃像と並んでいる

石造だが曲線に柔らかさを感じる


聖ダンブッラ黄金寺院

寺院の前に立つマンゴーの超巨木


ダンブッラ石窟寺院  第1窟から第5窟まである 

(内部 ) ダンブッラとは「水の湧き出る岩」の意味 天井から落ちる水は聖水とされている


薬草園 Luchgrove パラパトゥウィラ  マータレー  スリランカ

    (左)庭園を巡りながら白衣を着た薬剤師らしき方が流暢な日本語でスパイスやハーブの植物の説明をしてくれる スリランカのアーユルヴェーダ療法は海外でも知られている ここで採れるカカオとスパイスの飲み物を楽しむ フェイシャルと頭を含む全身マッサージもやっている ショップではスパイス・  ハーブ ・ 伝統的な薬をぬけめなく売っていた 奥にはレストランもありスパイシーな料理がならんでました 


キャンディ湖と仏歯寺  シンハラ王朝最後の都で300年以上続いた   標高約300mの盆地                       19/10/2015      キャンディ

クィーンズホテル 19C コロニアル建築様式を残す

 

European Kingfisher キャンディ湖で見つけたハンター!


仏歯寺 黄金の屋根が本堂

仏歯の安置される本殿は礼拝者が絶えない

仏歯寺 入口階段前の ムーンストーン

(上)

ムーンストーンはスリランカの寺院の入口によく見られ 輪廻転生を意味する彫刻がされています

参拝者はこの石を踏むことで体が浄められ

聖域への入場ができるとされています

(左)

  4Cに聖遺物の仏歯がスリランカに運ばれて以来この国のシンボルとなりこれを持つものが

王であり これが置かれ地が都となりました




伝統のキャンディアンダンスショウ

 


Amaya Hills Resorts からの展望    雲海の朝     20/10/2015        キャンディ   スリランカ


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