キナバル山  4101m  東南アジア 最高峰    サバそしてボルネオの象徴   コタキナバル   20/6/2016   マレーシア    

                                                                                                                   

市立モスク                                    マレーシアは英連邦加盟国

今回の旅行はラマダンの月に出くわしてしまった 最終日「イド・アル=フィトル」は祝日になり、イスラム教徒の家族や友人らで祝宴がおこなわれる 


ロッカウィ ワイルドライフ パーク                                       

アニマルショーのある動物園 サバ州野生動物局

オランウータンのオールスターキャスト    綱渡りショーもあるみたいです

 


オランウータンはマレー語で「森の人」の意味 海岸地域の部族が 森の部族をさして使ったことばが いつか動物の名前になってしまった 腕の長さは足の2倍あり ゴリラやチンパンジーみたいにナックルウォークはしない

 ボルネオ島には約18000頭が生息との推計がある 1998年調


ボルネオ島固有種の  テングザル 長い鼻が特徴

1頭のオスと複数のメスで小規模の集団を形成 他のオスは別のおりで飼育される  

マングローブの樹上で棲息する


ボルネオ象      世界に1200頭位しかいなく絶滅危惧種 油やし農園の開墾が進み 象の棲息域の減少が主因 旭山動物園長坂東元氏などの「恩返しプロジェクト」も行われている

首狩り族 (イバン族など)に関する展示コーナー    サバ州立博物館

敵対部族の狩った頭は勇者の証で魔除けでもあった


伝統家屋  竹材を使った高床式ロングハウス 

ロングハウスは 文字通り長屋で 共同生活住居


サバ州立モスク

州都コタキナバルのメインストリート

コタキナバルは原住民の言語で「キナバル砦」の意味    人口は約30万人


山頂の南側の方だけ雲がとれたキナバル山       22/6/2016  ナバル村   サバ マレーシア 

ナバル村ノ展望台 残念ながら雲に阻まれる

パイナップル・モンキバナナ・タロイモなどを売っていた


案内板

キナバル国立公園 

山岳植物園 標高約1500m

ランの宝庫であり1200種以上がこの公園内で発見されている

キナバルとは原住民カダサン族のことばで「先祖の霊が眠る山」という意味で 神聖な山として崇められてきた


食虫植物の ウツボカズラ ボルネオには30種類

ツノガエル       なんと「犬」の鳴き声をだす


ラフレシアのガーデン (標高395m)    ラフレシアは世界一大きな花を咲かす寄生植物  開花時期はなく咲いて約1週間で枯れる  茎も葉もなくブドウカズラ類のつるにのみ寄生する  運も良くないと見えない 

咲いて4日目 これは直径約70センチ( 大きいものは90センチにもなる)霜降り肉のような赤色は褪せ茶色がかる

手前の茶褐色のものは開花が近くなっているつぼみ


ドリアンの木

きつい匂いは嫌われているが 捥ぎたてはそれほど匂わないという 果肉はねっちりしてほのかに甘味がある 中の種の皮に少し苦みがありこの対比が楽しめる

ドリアンは18種類あり人が食べるのは品種改良した1種


ポーリン温泉       第二次世界大戦中に日本軍が掘り当てた  今は保養施設になっている

熱帯雨林の樹木の一番上には枝葉が集中し この層を林冠(Tree Canopy)と言い  樹木の光合成が最も盛んにおこなわれ  新芽を出し 花を咲かし  果実を付けるところです

樹木の個体間で 日照権争いが激しく繰り広げられている空間でもあります

ラワンの木  高サ約45m 上部はソーラーパネルように枝葉が広がる 

地下に根は深さ20~30センチ位しかなく 地上に「板根」の直角三角形の形状で大きくなりこの巨木を支える

周辺に落ちていた 羽子板のはねのような 赤い色のラワンの木の種 


林冠の間を縫って架けられたキャノピーウォーク

地上41m  キャノピーウォークは定員6名 よく揺れた


キナバル山   写真中央部に2015年地震時の崩落跡の地肌がのぞいている           サバ  マレーシア


スルタン・オマール・アリ・サイフディン モスク (オールドモスク)  首都バンダルスリブガワン     ブルネイは英連邦加盟国

10Cには中国の歴史に登場し ブルネイ川のカンポンアイールがブルネイ発祥の場所 15C 現王室の始祖ムハンマド・シャーが即位   16C スルタンボルキアの時代に海洋帝国として東南アジアに君臨する 1521年この地を訪問したイタリア人は水上集落を「東洋のヴェニス」と例える

スルタン・ジャミス・ハサナル・ボルキア モスク (ニューモスク)      1984年独立  立憲君主制   ダルサラームは「永遠に平和な国」という意味がある   ドームの金色部は純金 外壁は外国から取り寄せた大理石                 23/6/2016   ブルネイ・ダルサラーム

女性用入口

中央王族専用入口 29代王に因み29段     


ロイヤル ガレリア  (王室宝物博物館)      第29代 ハサナル・ボルキア現国王の生立ちも紹介されている

王宮と衛兵  (傭兵のネパールのグルカ兵が警護する) スタッフ1000人  部屋数 1788  

中央奥にオールドモスク


ブルネイの水上集落  (カンポン・アイール)    約2000所帯が水上生活をしていて世界最大規模の水上集落 ブルネイは天然資源に恵まれ医療費・教育費は無料で所得税はない 

「釣ってみる?」と言ってくれた青年


水上集落のボードウォーク  ここでは生活道路                     

水上住居の居間と客間

失礼ながら水上住居にしてはけっこう立派なインテリアだ

電気・水道・ガスはきているが

新築はめっきり減って 職場のある陸で住む若い人が増える

 


水上集落の人もほとんど車を持っていて 駐車場のために川に沿って埋め立てもされている また現在日本の建設会社が ここカンポンアイールでは初めての2階建ての近代的水上住宅を65棟受けて工事中で  戸別の船着き場もあり 汚水も陸側に送られて処理されるようだ

エンパイア ホテル  贅を極めた7つ星ホテル  人工的な施設だが 海とプールと建物が見事に調和する

ドバイのブルジュ・アル・アラブも7つ星と聞くがいってないので比較の仕様がない

アトリウム(1~5F)の大きな蛇紋岩と金縁のコラム     GL階

2000年まで迎賓館として使われていた

5階ロービー   白の大理石と金のモールディング装飾が引立てる     25/6/2016  ブルネイ・ダルサラーム