歩道橋の螺旋階段の踊り場が仕事場のギター弾き 朝8時から営業 馴染みの通行客も多く声をかけて通って行く ゴッドファーザーのテーマ ある愛の詩 禁じられた遊び ・・・懐かしのスクリーンミュージックをメドレーでやってくれた お元気で パナマシティー パナマ
パナマ運河クルーズ船 ディスカバリー号に乗船 ガンボア港 チャグレス川とガトゥン湖の合流点
パナマ運河は全長約80km 最小幅91m 最大幅 200m 最浅部12.5m パナマ 4/1/2019
参考までに パナマ運河は 太平洋側の平均水位が カリブ海側の平均水位より24センチ高い
いよいよ クレブラカット (ガトゥン湖から太平洋に入っていく水路) を南に進みます
前の船 : 船名 コスコ ヴァレンシア コンテナ貨物船 香港船籍 総トン数 40465 t 載貨重量 49985 t
2013 年建造 length overall × breadth extreme 261.1m × 32.25m IMO 9484390
1914年完成のパナマ運河の既存閘門が 304.8×33.5m ですから まさにパナマックスです
因みに通行料ですが ニューパナマックス船(Majar )がコンテナを満載すると全行程で1億円以上になるらしい豪華クルーズ船クウィーンエリザベスは 30万ドル以上 高いと思うならどうぞホーン岬をお回りください・・・・ しかしいつかニカラグアと中国の運河プロジェクトが復活するかもしれません
センテナリオ橋 2003年 パナマ独立100周年を記念して建設される パンアメリカン・ハイウェイもこの橋を通る 2006年 ドイツの援助で完成 クレブラカット は水深が浅く(18.6m) 最浅部12.5m この区間は1方通行 12:00~24:00の時間帯はカリブ海~太平洋方向 左では浚渫船が作業中
ペドロミゲルの閘門(1閘室) 1914年完成の既存運河 この閘門でガトゥン湖とミラフローレス湖の水位差10mを上下することになる 4/1/2019
ガトゥン湖と同じ水位にされた閘門に入る
閘門が閉じられ 中の水を抜き始める
中の水位が下がり トランサムが見えなくなる
ミラフローレス湖側の閘門が開き船が出ていく
船はペトロミゲル閘門を抜けてミラフローレス湖へ
閘門が締まり再び水が入り水位が上がる
後ろをみると別の船が続いている 両側の電動牽引車は川崎重工業や三菱重工の日本技術が使われている 皮肉なことですが 太平洋戦争時 大日本帝国は 2度このパナマ運河の攻撃を計画検討した事を忘れてはなりません
ようやく太平洋側に出た 数十キロだが閘門を何度も出入りしたので随分長旅をした気がする 最後の門が開いたときの解放感は なんとも言えない 前のクルーザーの人はカリブ海からだから もっと感激しただろう バルボア港 パナマ 4/1/2019
大聖堂 1688年着工1794年完成
【歴史】パナマの起源は1513年 スペイン人バルボアがサンミゲル湾で太平洋を発見 太平洋岸で最初の植民地を建設 1532年ピサロらが遠征してインカ帝国を制圧 その後もペルーへの拠点として発展した パナマからカリブ海側のポルトベロとの間に「王の道」と呼ばれる輸送路が整備された パナマは1671年イギリス人海賊モーガンに火を放たれ町は壊滅 その後大震災などもあり パナマ建国までの300年もの間放置された ここは「パナマ・ビエホとパナマ歴史地区」
サントドミンゴ教会
(左) ガトゥン湖側から (右)カリブ海に コンテナ船が通過中 2016年に開通した新パナマ運河のアグアクララ閘門 ガトゥン湖はカリブ海に流れるチャグレス川をせき止めてできた人口湖 カリブ海 側から太平洋側に抜けるには待ち時間を入れると約24時間かかる
前回と同じ船会社のCOSCOだが 船名NINGBO タイプは Cargo-Hazard A (Major) で前回ミラーフローレス閘門で見たCOSCOヴァレンシアの倍以上 総トン数 109149 t 船籍 マルタ 建造 2006年 length overall× breadth extreme 350.56m×42.8m draught 10.9m このクラスの貨物船は1日5回程度の通過 だそうで 出会って幸運でした
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